☆指令ファイルVol, 18
・・・ヤマハメイト90はマンタンでどこまで行けるかぁ!?

・(10/18)なかなか実行出来ないが、企画としていつかはやってみたいものがこれ!秋も本番!さわやかな秋晴れの中、心ウキウキ・・・ツーリングの季節だ。メイト燃費はかなりのびる!タンクの容量は5g。それならやってみよう!秋晴れの中を突き進め!ヤマハメイト90でマンタンにしてどこまでいけるかぁ〜・・・。


・とうとう実行する時が来た! これには一緒に実行してくれる仲間が必要だった。そこで、幼いときから、よき理解者であるY君を誘った・・・。すると彼は一発了承快諾!
各務原市に住むY君の家まで、実験車両ヤマハメイトは軽トラの荷台に積まれ、ゴトゴトR21を西へ向かったのでした・・・。

8:40am Y君家に到着、さっそく待っていてくれた彼は、最初の運転へとメイトにまたがったのです。
まずは、垂井町南宮大社付近まで・・・。どぇ〜い!です。

スタート時の距離は、3356.75km 燃料満タン(約5g)、タイヤ空気圧 F220kpas  R250kpas 
R21をひたすら西へ・・・.
道はチョコチョコ渋滞しているのです。
Y君、久しぶりで楽しそうです。
1時間ほど走ったでしょうか、南宮大社付近へ付きました。そこで最寄のコンビニへ・・・トイレ休憩と申し訳ないのでペットボトルのコーヒーを購入。43kmほど走ったでしょうか・・・。
垂井を越して、関ヶ原の桃配山(合戦時の徳川家康の最初の陣跡)近くのコンビニにて交替・・・。垂井は、太閤秀吉が木下藤吉郎のころ、軍師としていた竹中半兵衛の出生の地であるのです・・・。彼は結核で亡くなるのです・・・。

 滋賀県に入りR21からR8へ、山東町には知り合いの同業社がある。今回は当然スルー・・・。彦根に入り右手には彦根城が見えた。そして春に息子と稚鮎釣りに来た芹川を渡る・・・。彦根に入ったところで、どうしてもこの彦根城に目が行くのですが、佐和山という山がまずあります。この山には、かの石田三成の居城、佐和山城がありました。昔「三成に過ぎたるものが二つあり。佐和山の城に島左近」と太閤秀吉の家臣の間で、三成を良く思わない者の間で皮肉った逸話があります。ちなみにこの島左近は関ヶ原の合戦の折、戦死してしまうのです。後にあの井伊直弼で有名な井伊氏(直政)が、佐和山城主になり、後に彦根城へと移って行くのです・・・だったと思う・・・。
しばらくして安土である。何年か前に家族で、もう一回はレノンの船渡さんとここへ来た事があった。戦国時代、織田信長の居城があった小高い山が右手に見える。ひょっとして見えてないかもしれない・・・。もっと湖は向こうだった気もする・・・。
滋賀県に入り、竜王かがみの里?だったかの道の駅にて交替(50kmほど走った)、昼食を食べる。彦根から結構渋滞していた。
コロッケ定食¥600で3種のコロッケがつく。酢飯と味噌汁がついてなかなかお値打ち、美味しかったよん。ここには源義経の元服にまつわる逸話があるそうだ。
程なくして瀬田に入る・・・かの新撰組で総長を務めた山南敬助が晩年、隊から脱走をはかった折、この瀬田まで来たところで追手(ドラマでは沖田総司)に見つかった場所。ここから京都は、今ならほんの数十分で行ける場所だ・・・。当時はどんな距離感だったのだろう・・・。
京都、山科駅に着いて「生八ッ橋」を購入・・・。メイトが映っていないのは、八ッ橋を買いに乗っていってるからである。しかし、京都へメイトで走って来たこともしかりだが、軽トラがここにいることもまた不思議な気がする。京都はやっぱり混んでます。この山科から少し南へ行くと、先日(毎年行ってる)トーヨーの試走会で行った、醍醐スケート場がある。正直なんだぁ結構近いじゃん・・・と思った。いつも名古屋駅に集合して、バスに乗ってゆっくり行くので時間的に遠くへ来た・・・と思っていたんだけどね。
これ以上西へ走るのは、ストレスが溜まるということになって、少し戻り琵琶湖を一周する事になる。R161へ入り琵琶湖に沿って北へ・・・。道も景色もよく最高の気分。大津市街から琵琶湖が見える。やっぱり数年前丹後半島へ旅行へ行った帰り、京都から琵琶湖を一周して帰ることになった。そのときもこの道を走った。途中、舞子浜でプールに入ったことを思い出した。途中、坂本という所を通ります。ここには明智光秀の居城、坂本城がありました。琵琶湖を挟み、対岸には、長浜城があります。ここは羽柴秀吉が、初めて大名となった証の城なのです。こうやって思うと、この地には歴史にまつわる逸話や旧跡がたくさんあるんですねぇ・・・。

途中のコンビニでトイレ休憩・・・のはずが、使用禁止!壊れているようです。ここで交替。約150km、タンクのガソリンの残量は1/3ほど残っている。正直意外と早く減ったかな?と言った所だ。正確なメーターではなく、あくまで目安・・・くらいのものであってほしいと思ったのです。目標は300km・・・。無理かなぁ・・・?
2周り目の交替で200kmを走破。滋賀県マキノ町まきの駅。日もかなり傾いて来ました。
ここから奥琵琶湖パークウェイを走ります。すると軽トラのバックミラーにY君の姿が見えない・・・。予想に反して1回目のノックダウン・・・エンジンストップです。予想以上にエンジンを回してぶっ飛ばして来たようです。リザーブに切り替え次のストップは完全にガス欠なのでメイトを追尾する事に・・・。
すると一台のクラウンが、狭い道を走る車に対して無理な追越をかけながら後ろから迫ってきました。程なくして私が運転する軽トラに追いつき、強引にまた追い抜いて行きました。そのときドライバーに目をやると、白髪のいいおじいさんと助手席にはおばあさんだった・・・。「何をそんなに急ぐのだろう?」と思わずに入られないほどの危険を伴う運転だ・・・。
 そしてY君が運転するメイトに追いつき追い抜こうとするのですが、Y君に後で聞いたら「うっとうしい車だったけど、抜かせたらんように走った・・・」と彼もこの車の走りには少々憤りを感じていたようだ。しばらくするとメイトの前に白い車が現れ、実際連なってゆっくり走ることになった。私もメイトとの間にこの危ない運転をするクラウンをはさみ、走ることになった。するとイライラを隠せない様子・・・。センターラインをはみ出しながら走行している。「何て奴だ!」私は後続車として逆に観ていて危険を感じ、イライラしてきた。するとこのおじい・・・小さな橋の上で急に止まった・・・。何か発見したようで、左を見ている・・・。後続車のことなんか全然気にしていない様子・・・。
「おう!!身勝手な運転してるんじゃねぇ!!!」
と間髪入れずにクラクションを鳴らしてやった。するとこのおじい・・・慌てて発進させて次の交差点で、我々の方と違う方向へ曲がって行った・・・。
「このたわけが!ええ歳こいて、自分勝手にも程があるぞ!!琵琶湖の水で顔でも洗って来い!!!」である・・・あ〜すっきりしたぁ〜・

いつ止まるんだろう?予想では30kmから50kmは走る・・・と思う。しかし、このメイトでずっと70km/hで走りつづけるのはきついよなぁ・・・。
途中、トイレ休憩後、木ノ本からR8からR365に入り、浅井町の小谷城跡を左手に見て、関ヶ原に入る寸前・・・メイトは運命の2回目のノックダウン・・・バイクをゆすってみてもガソリンは完全になくなったようです。
滋賀県伊吹町R356にてメイトは完全に止まりました。
軽トラに乗せられてお役目を終えたメイトでした。ご苦労様です。

メーターは3595.82km 今回の走行距離は239.07km。以外に走れなかったのは3速しかないメイトは巡行で70km/hは少々無理があったのかな?というところでした。
燃費は47.814km/gでした・・・。
こんな感じのルートでした。
=感想=
あーくたびれた。Y君どうもありがとう! くだらないこともたまには良い物ですね!?
 
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